「崇徳伝説殺人事件」と崇道神社
浅見光彦シリーズ( 著者:内田康夫)
私、赤い霊柩車派なので浅見光彦ってよく知らないんですけど、こちらの御本読んでみることにしました。
確かにこれは混乱するかも?
赤い霊柩車の片平なぎさは八坂の塔で神田正輝と待ち合わせしているけれど、東寺の五重塔と間違える可能性がありますね…。蛤御門の弾痕の前で!とか超具体的に指定すれば大丈夫かな?待ち合わせって難しい。(この本の初版1997年は携帯PHSの普及率は30%)
さて、浅見さんが崇道神社を訪れた時の「えたいの知れぬ霊気のようなものが降りてきて」とか、刑事の「怨霊が出てきそう」の言葉が気になったので、崇道神社にお邪魔して参りました。
「怨霊とは何か」(山田雄司:著)によると善珠僧正が早良親王の使者に告げた「前世の残業のために今こうした状況になってしまったが、ここで仇を絶ち、怨を結んではならない」この言葉に早良親王は「忍受して恨まない」と述べたそう。亡霊となった後、善珠僧正が般若経を転読し祟りを鎮めた。怨霊を調伏したのではなく、仏法を説いて聞かせることによって鎮めた。「怨をもって怨に報い」るのでは怨の連鎖がとどまることがないため、そこからの解脱を説くことによって怨霊をなだめた、そうだ。(46頁)
早良親王さま、おいたわしや。
まずは三宅八幡宮に到着。
狛鳩が可愛い~こちらの八幡宮とっても居心地良かった。
こちらから南東に向かいますと、発見~崇道神社です。
目の前を敦賀街道と川が真っ直ぐ流れています。社務所で伺った処、冬場は川から冷気が上がってきて寒いんですって。夏は涼しいそうです。
めっちゃ良い感じなんですけど。洛北の自然の気ならいっぱい感じるけどな~
お初の参拝ですので
写真は遠目に一枚。
小野神社。
小野氏一族を祀る。
古い歴史のある土地なんですね。
新緑の頃、また伺いたいです。
感想:東京の人と待ち合わせするには難易度の高い場所である。